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本展は、花というモチーフをめぐり、その存在ではなく“花を見る行為”に着目する試みです。西洋美術において花は静物画の中心として、豊穣や美とともにやがて失われるものを象徴してきました。
一方、日本美術では四季の花々が自然との調和やもののあはれの感性と結びついて表現されてきました。このように花は文化ごとに多義的な意味を担い、常に私たちの生活や感情と深く結びついてきた存在です。
本展のアーティストである高橋果歩と平石はるなは、ともに油彩を用いながらも異なる視点で「花」と向き合います。
高橋は、植物を長期にわたり観察することで、人と自然が交錯する“場“の風景を装飾的なパターンと光のイメージに変換します。淡く透き通る色彩やパールの効果によって、細部の写実性と画面全体の拡張感が共存しています。
一方、平石は、花と鳥類を組み合わせた画面において、密度ある構成を描き出す。作家自身の好意が画面全体を満たしています。
両者の作品は、自然と装飾性、寓意と個人的感情が交錯することで、花をめぐる視線の多層性を浮かび上がらせ、観る人の感性や経験に呼応するような展示を目指します。
展覧会名 where are the flowers
会期 2026.3.28〜2026.5.28
会場 恵比寿ガーデンプレイス TSUTAYA BOOKSTORE
アーティスト 高橋果歩・平石はるな
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