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2026.10.10 — 12.3
at 恵比寿ガーデンプレイス TSUTAYA BOOKSTORE
Artist: クワバラ・平山悠羽

人の表情も、景色も、すべてをはっきり理解できるわけではない
けれど、わからないままでも感じられるものがある。
多くを語らない人物 光のなかで移ろう色彩
ガラスの向こうに、輪郭を残したまま揺らぐ風景
互いに異なるものを描きながら、
二人の作品は、断定するのではなく、情緒が描かれている
その余地に、私たちは自分の記憶や感情を重ね、
ときには描かれていないものまで見出していく。
そこには、相手の感情を決めつけず、すべてを明らかにしすぎない、
二人に共通する繊細さや静かな優しさが感じられる。
一見異なる二つの視点が同じ空間に並ぶことで、
普段は見過ごしている小さな気配や、
まだ言葉になっていない感情があわいに立つ
はっきり見えるものだけが、確かなものではない。
言葉にならない感情や、ふと残る記憶
目には見えなくても、確かにそこにあるもの
本展では、そんな存在に静かに目を向けたい。
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